大変革に動じないよう日々の努力と研鑽が財産となるSEO

米Yahooの検索エンジンが、Bingへの換装を完了したとのニュースがありましたよね。

実際に、米Yahooで検索を実行してみると、フッターにBingであることの署名が付いていました。
検索結果については、何も実験をしていませんので、Bingに切り替わった際の問題点などは、なんとも言えないですね。

同じように、日本のYahooもGoogleの検索エンジンに換装する日がやってきます。

来るGoogle化に向けて、現時点では、Yahooでの順位下落を予防しつつ、GoogleにSEOの魂をぶつけることが良策ではなかろうかと思います。
いつなんどき、誰の挑戦でも受ける、という某カリスマプロレスラーの言葉ではありませんが、SEOエキスパートは、汎用検索エンジンの変化にオロオロするようでは、商売上がったりです。

現実を観察し、傾向を確認して、現象を的確に捉えて対処することは、一切変わりはありません。
とくにかく、YahooがGoogle化することは止められないわけですし、慌てたところで、提携が解消されるわけではないのですから、ここら辺で、日々の努力と研鑽を積み重ねてきたものが財産となるわけです。

Googleに強いSEO会社や弱い会社を選別するなどは不可能ですから、現実逃避は避けましょうね。

Googleのページランク至上主義神話は崩壊したのか

ページランク神話が崩壊しつつある現在では、Googleツールバーのページランクを表す緑色のバーは何を意味するのかを考えなくてはなりませんね。

元々ページランクは、ウェブサイトのリンク構造をGoogle独自の評価基準によって、ゼロから10までの数字で表したものです。
ページランクが高ければSEOに有利という情報が出回りましたが、単に被リンクを増やして内部リンクを最適化しつづければ、ページランクの数値は上がっていきました。

ページランクで4を獲得すると、ある意味高品質なリンクを保有するサイトと見なしてきた人もたくさんいました。
相互リンクの依頼やテキスト広告の申し込みが増えるのも、なぜかページランク4が表示されてからという現象も起きていたようです。

Googleのページランク更新では、一喜一憂する人が続出しました。
一部では、まるでページランク4を獲得するためにウェブサイトを開設したかのような雰囲気さえも漂わせたグループもいたという情報もあります。
恐らくページランク4のウェブサイトを量産して、ビジネスに結び付けようとしていたのではないでしょうか。
当時でしたら、被リンクサービスは引く手数多でしたので、かなり稼げたと思います。

中古ドメインにもページランク神話は波及しています。
が、リンクは目視が確実です。