PPC広告から学ぶSEO対策のためのキーワードライティング

PPC広告を見ていると、非常にクリックしたくなるようなライティングに驚かされることがあります。
SEOのキーワード選定とライティングに非常に参考になると思うので、検索エンジンと向き合うのなら、PPC広告にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

PPC広告は既にご存知のように、検索連動型広告、リスティング広告、キーワード広告と言われるものであり、検索結果の上部と右サイドに表示されるネット広告ですね。

SEOと検索連動型広告はペアで利用されることが多いですね。
SEOではキーワードの選定数にどうしても限界があるため、SEOでフォローできないキーワードを検索連動型広告に投入するなどの使い方が出来ます。
また、キーワードそのものの需要を計る手段として検索連動型広告を利用することもあります。

さて、検索連動型広告から具体的には何を学ぶかということですが、SEOにおけるタイトルタグとmetaタグのディスクリプション部分のライティングです。
検索連動型広告のテキスト文は文字数制限があり、限られた文字数を最大限に活かしつつ、どうユーザーの注意を引き、クリックに導くかという心理も読み取れる生きた教材です。

SEOでは検索結果の上位表示とともに、クリックされるようなタイトルと説明文無しに、アクセスアップは望めませんので、SEOライティングの向上のためにもPPC広告を見るべきです。

つい見逃しがちな細かいSEOテクニックを大公開

どんな事でも、細かいことはついつい見逃したり、勝手に重要ではないと決め付けたりするものですが、やはり根拠の無い勝手な判断は損はしても得があることはありません。

SEOでも、細かいテクニックがありますが、あまり拘っていないSEO実践者が多いのか、それとも単に知らないだけなのか不明ですので、少しだけでも公開しておこうかなと思います。

まず、同一ページ内にあるアンカーテキストリンクの表示順について考慮しながら設計しているSEO実践者は、いったいどれぐらいいるでしょうか。
20対80の法則からすると全体の2割程度の実践率かもしれませんが、アンカーテキストはページ上位のものほど検索エンジンは重要なリンクと判断しているようです。

では、フッターのテキストリンクは全く重要視されないのかと言うと、恐らくは正解に近いのかもしれないですね。
元来フッターのテキストリンクは、ウェブサイト内のナビゲーションとしてユーザビリティ向上への貢献の方が強いので、SEOの面からすると少し弱いのではないでしょうか。

また、SEO対策のためのキーワードの配置にも実はノウハウがあります。
ボディタグ直後にキーワードを含む文章を入れておくことは、クローラーに最重要テキストを読み込ませることにもなりますので、非常に有効ですが、ページ内に適度に分散させることも忘れてはならないことです。