画像アンカータグのalt属性はSEOに果たして貢献しているのか

画像リンクの際にalt属性を指定するのは、もはやSEOの常識と化しています。
以前、Googleでは、このalt属性を全く考慮しないと言われていましたが、現在はSEOの有効さは大きくは無いものの、無視できない要素ではあります。

どちらかと言うと、SEOよりもユーザビリティに配慮したタグですので、画像の簡潔な説明を記述しておくことにします。
読み上げソフトでは読み上げの対象にもなるようですね。

alt属性に画像と全く関係ない言葉を羅列するのは、スパム行為に相当しますので、検索エンジンは見逃しません。
逆に適切に画像を手短に説明するテキストの挿入は、ユーザビリティに寄与します。
画像リンクが切れてしまっている場合に、alt属性に設定されたテキストを表示するのですが、意味不明な言葉の羅列はユーザーを戸惑わせることになり、ウェブサイトの質の低下を招きます。

よってalt属性はSEOに対して意味がないとは言い切れず、ウェブサイトの質の向上のために設定するという感覚で十分だと思います。
また画像処理方法による違いは全くありませんので、jpg、gif、pngなどの比較的スタンダードな画像拡張子であれば、どのブログやホームページでも対応は可能です。

画像の拡張子が異なってもalt属性は必要です。

RSS配信はユーザビリティ向上のためかSEOのためか

RSSがSEOに有利という情報はあるのですが、少々疑問ですね。
RSSは速報ツールと考えると、短期的な集客の手段になるというメリットがありますよね。

ただし、RSSリーダーで読まれることが前提の刹那的集客手段とも言えるでしょう。
RSSリーダーという限られた範囲の中で被リンクを受けても、評価は可もなく不可もなくという程度ではないでしょうか。

RSSリーダーは更新速報としてのツールであり、更新状況をザッピングするには便利だと思います。
また、特定のテーマに対して広い範囲で情報をかき集めることが出来るので、ブログ型のウェブサイトで更新された特定テーマの記事を収集するには非常に便利です。

RSSリーダーは記事のタイトルをハイパーリンクし、エントリーの先頭100文字程度を要約として表示するパターンがオーソドックスです。
このタイトルでの被リンクがSEOに有利ということだったのでしょうが、RSSが表示される方法としてはフレームやjavascriptなどを利用しますし、RSSはリアルタイム更新ですから、被リンク効果を期待されるのはごく僅かな時間になります。

ということでほとんど被リンクの獲得は望めないと判断するほうが賢明かと思います。
しかし、ユーザーが更新を確認するためRSS登録のボタンはユーザビリティの観点から設置しておきましょう。